KOCCI Exhibition Report Spin-off

クリエイターとの上手な付き合い方とは?
-地域資源をデザインする会社が事業者・クリエイター両方の目線から「かたる」!-

 展示会の様子や活用方法などを紹介する連載企画「Exhibiton」シリーズ。今回は「Exhibition × CREATER」として地域資源をデザインする会社、株式会社アトリエMay 代表取締役塩田真由美氏、菜津子氏に「クリエイターとの上手な付き合い方について」お話を伺いました。
 北大阪商工会議所では、展示会でのプロモーションなど販路開拓の強化に向けて、クリエイターと協業した出展支援を行っています。真由美氏、菜津子氏には、当所会員事業所10社で共同出展を行った第2回京都インターナショナル・ギフト・ショーにて、出展者が何をPRすべきか、どの様な展示方法が良いかなどのアドバイスをしていただきました。

※当所では、クリエイターを「クライアント(事業者・企業)の依頼に対して相談に乗り、付加価値を提案・提供しながらビジネスとしての信頼関係を気づいていただける方」と定義しています。
‐クリエイター目線から、展示会への出展について感じられたことはありますか?

 私たちは、「OSAKA STYLING EXPO」や「大阪勧業展」など、数々の展示会へ出展してまいりました。出展する展示会によって、その事業者に合う展示会、合わない展示会があると感じました。
 展示会には一つ一つテーマが設定されています。出展される事業者はそのテーマに基づいて、誰に何を伝えたいのか、規模やターゲット、価格設定はターゲットに合っているかを見極める必要があります。そこを外してしまうと望んだ結果にならないことが多いです。

‐ご自身で出展を経験されたからこそのお話ですね!ターゲットや価格設定などは、その展示会をリサーチすることで、ある程度把握出来ると思います。テーマに沿って伝え表現するという部分は、クリエイターが得意分野なので、是非連携してほしいですね。実際に事業者の方がクリエイターの方と連携される際はどのような点を心がけるべきでしょうか?

 近頃は、ダイレクトメールやWEBページの告知など、私たちの力を借りずともパソコンを使えば出来ることも増えてきました。その中で、私たちに求められることは、部外者だからこそ生み出せる発想や企画力だと思います。私たちはその会社やその商品に惚れ込み、良さを伝えたいと創作物を作成します。時代を敏感に察知し、会社や商品を売り込むためのストーリーや仕組みを作っているといえます。そのプロセスは実際目で見えるものでなく、無償では行えるものではないということを理解いただきたいです。
 また、デザインする創作物は、何気ない雑談など人間関係を通じ、事業者の雰囲気を感じ取り作られています。これなら自分たちでも作れたなどと思うのではなく、その背景にあるストーリーや仕組みを理解していただき、一緒に変革する!という覚悟で付き合ってほしいですね。

‐クリエイターとの上手な付き合い方があれば教えてください。

 どんなクリエイターでも得意分野や型を持っています。商品や会社の良さを伝えるために、特定の方とだけ付き合うのではなく、案件ごとに様々な方と付き合っていただきたいです。
 大企業の場合はデザインに多くのコストをかけることができますが、中小企業の方だとそうはいきません。そういった面は商工会議所が支援している国や府、市が行っている補助金を活用してほしいですね。

‐確かに、コスト面がクリアできれば、チャレンジできる幅が広がると思います。展示会出展など販路開拓を考えられている方はぜひご活用いただきたいと思います。また、色んなクリエイターにどこで出会えるの?という皆様に向けて、当所では、枚方T-SITE2階に「&Lab.」という拠点を開設しました。登録いただいたクリエイターとの交流会やワークスペースなどを設置しています。どのような取り組みを期待されますか?

 商工会議所の会員の皆様にも、登録いただいたクリエイターにもメリットとなる仕組みを期待しています。まずは、クリエイター×事業者同士お互いの人柄を売り込めるような仕掛けをしてほしいと思います。
 近頃は、物が溢れている世の中ですので、買ってみようと思わせる商品の企画が大切となります。売れるルートまで考えて、企画から販売までをコーディネートできる仕組みを作っていただければいい循環が生まれていくと思います。

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